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2016年02月10日

岩手県田老で聞き書きをした小林さんが「人生の楽園」に登場!

image3a.jpg2014年、東日本大震災被災者の聞き取りのために訪れた岩手県宮古市田老地区。
お話を伺った小林徳光さんが語ってくれたのは、三陸海岸の荒涼とした土地を、そばの花でいっぱいにして、奥さんにそば屋をやってもらいたい、とう夢でした。

それが実現したというご報告をいただきました。

image4a.jpgそして、2016年1月30日(土)放送のテレ朝番組『人生の楽園』に登場。「おかあさんの復興そば」というタイトルで、ご夫妻の「はなや蕎麦たろう」の様子が放映されました。

これを見て、一緒に聞き書きをしたメンバーも大感激。今後も応援を続けていきましょう!と、話し合いました。

映像はYou tubeで見ることができます。



posted by ききがきすと at 14:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災聞き書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月23日

東京新聞で『あの日をわすれない 東日本大震災を語る』が紹介されました

読売新聞に掲載されたのに続き、東京新聞の8月5日(水)付の「情報ボード」欄で、『あの日を忘れない 東日本大震災を語る』宮城編・岩手編が紹介されました。たくさんのご注文をいただきました。ありがとうございます!

tokyo1.jpg
PDF(tokyo1.pdf)で大きくして読めます。


posted by ききがきすと at 15:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災聞き書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月31日

新潟のラジオ番組「FM PORT」に出演しました。『あの日を忘れない』と聞き書き活動の紹介です

新潟県のラジオ局「FM PORT」から、読売新聞の『あの日を忘れない 東日本大震災を語る』を紹介した記事を見たということで、番組への出演依頼がきました。「Morning Gate」という朝の情報番組内で、毎週木曜日の朝9:25頃〜9:40頃に、「東日本大震災復興支援情報」というコーナーがあり、この中で、今回の出版を取り上げたいとのこと。もちろん、喜んでお受けしました。

ラジオ局トップページ.jpg放送日は7月23日(木)。スタジオと電話を通しての出演です。電話を握りしめて待つこと5・6分ほど。パーソナリティーの遠藤麻里さんからの呼びかけがあって、生放送が始まりました。

まずは、Ryoma21がどんなNPOかを簡単に説明した後、その中のききがき活動とは、どんな活動かを紹介。そして、本題である『あの日を忘れない 東日本大震災を語る』の企画意図、出版までの経緯と想い、宮城編・岩手編の内容、購入方法などをお話しました。

15分という短い時間でしたが、遠藤さんがうまく質問してくださったので、必要な情報はお話できたと思います。
その内容は、下記のサイトで聴くことができます。(準備中)

posted by ききがきすと at 14:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災聞き書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月21日

読売新聞で『あの日を忘れない 東日本大震災を語る』が紹介されました!

7月21日(火)付け読売新聞全国版に『あの日を忘れない 東日本大震災を語る』の紹介記事が掲載されました。

先日、読売新聞の記者さんが来られ、今回の経緯を取材。宮城編、岩手編の紹介と共に、福島編作成の予定があること、そのために、冊子を販売していることまで書いてくださっています。かなり大きな記事になっており、大感謝です。

宮城編、岩手編は、国立国会図書館宮城県図書館岩手県立図書館に収蔵されています。
国立国会図書館では、蔵書検索システム(NDL-OPAC)で検索することが可能になりました。 http://ndlopac.ndl.go.jp

宮城編の紹介記事はこちら 
岩手編の紹介記事はこちら 

読売の記事にあるように、これらの冊子は1,500円(税込み、2冊まで送料180円)で販売しています。
ご希望の方は、info@ryoma21.jp まで、@どちらの冊子が希望か、A冊数、B送付先 をご連絡ください。追って、代金の振り込み方法などをお知らせします。

記事はPDFで大きくして読むことができます。

150721yomiuri2.jpg

posted by ききがきすと at 08:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災聞き書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月16日

『あの日を忘れない』が国立国会図書館と岩手県立図書館に収蔵されました

宮城・岩手写真a.jpg『あの日をわすれない 東日本大震災を語る・岩手編』の完成に伴い、国立国会図書館に宮城編と岩手編を、岩手県立図書館には岩手編を寄贈しました。そして、このほど、両方の図書館から受領書をいただきました。

国立国会図書館からは、蔵書検索システム(NDL-OPAC)で検索することが可能になるとのお知らせがありました。6月20日頃の予定。
URLはこちらです。 http://ndlopac.ndl.go.jp

国民共有の文化的遺産として、長く保存していただけるそうです。多くの目に触れるようになれば、辛い経験をお話くださった語り手の方々の思いも伝わる機会も増えます。ききがきすとの役割が少しは果たせるものと感じています。

なお、宮城編はすでに宮城県図書館に収蔵され、近々、デジタル化されて全内容が公開されることになっています。ただ今、準備中です。

冊子は、次の福島編作成の資金とするために、どちらも1冊1,500円で販売しています。皆様のご協力をお願いします。
お問い合わせは、ききがきすとグループ・リーダー 松本(matsumoto@ryoma21.jp)まで。


posted by ききがきすと at 12:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災聞き書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月27日

『あの日を忘れない 東日本大震災を語る・岩手編』が完成しました!

表裏:使用.jpg 20147月に、岩手県宮古市田老地区を訪問し、被災者の方々から伺ったお話をまとめた『あの日を忘れない 東日本大震災を語る・岩手編』が完成しました。宮城編に続く第二弾となります。


田老地区には「万里の長城」といわれる長さ2600m、高さ10mを超すX字型の防潮堤がありました。明治と昭和の初期にも、大きな地震と津波に襲われた田老地区は、巨大な防潮堤と、高台にまっすぐに伸びた非難しやすい道を整備していました。それでも、今回の津波で180名を越す犠牲者を出してしまったのです


 ホテルの6階にいて、押し寄せる津波を恐怖の中でもビデオに撮影した人、自宅の2階にいて家ごと流された人、足が悪いからこそいち早く逃げて助かった人、津波で生じた火災の必死で防いだ人、それでも希望を持って新たな道に進みだす人。この方々のリアリティあるお話には、担当したききがきすとも声をなくすことがありました。


DSC_0047a.jpg このような貴重なお話をまとめて、形にすることができたのは、お話くださった皆さんはもちろんですが、地元で復興活動を行っているNPO法人「立ち上がるぞ!宮古市田老」の理事長である大棒秀一さんと新屋正治さんのご協力があったからです。心から感謝しています。


シリーズの第一弾『あの日を忘れない 東日本大震災を語る・宮城編』(20137月刊行)は、宮城県図書館に収蔵されました。今後、「宮城県震災アーカイブ」としてデジタル化され、公開される予定です。この岩手編も、関連ある図書館や施設にお送りすることを考えています。また、ききがきすと一同は、第三弾の福島編も作成したいと意気込んでいます。皆様のご協力をよろしくお願いします。


なお、『あの日を忘れない』シリーズは、1,500円(消費税込み、送料215円/冊)でお分けします。ご希望の方は、まずメールにて(松本まで)ご連絡ください。 info@ryoma21.jp




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posted by ききがきすと at 18:03 | Comment(1) | TrackBack(0) | 東日本大震災聞き書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月12日

岩手県宮古市田老で被災者の方々からお話を聞いてきました

7月6日と7日、東日本大震災の被災者の方々のお話を伺うために、岩手県宮古市田老地区に行ってきました。一昨年に宮城県に行き、聴き取りの集大成として「あの日を忘れない 東日本大震災の記録〜宮城県編」を作成しましたが、その第2弾です。参加者はききがきすと5名に、サポート参加1名。お二人がはるばる高知からの参加でした。

◆目の前に広がる田老の現実

1.jpg6日は、東北新幹線・盛岡駅で山田線に乗りかえ、終点宮古まで。そこで三陸鉄道北リアス線に乗り換えて、田老まで約5時間。長旅でしたが、メンバーは全員女性のせいか、話も弾み、あっという間に田老着。

田老駅には、今回の聞き書きの語り手を手配してくださったNPO法人立ち上がるぞ!宮古市田老」の理事長・大棒さんと理事の新屋さんが迎えてくださいました。

3.JPG一行がまず向かったのは、万里の長城とも言われた防潮堤。明治時代と昭和に2度も大きな津波に襲われ、それを教訓として10メートルを超す万全な防潮堤を造ったはずなのに、今回の津波はそれも軽々と越え、180名以上の死者を出してしまったのです。まだ残っている部分に上がり、見渡せば、ここはずっと住宅が並んでいたといわれても、想像するころができません。震災前と今の写真を比較して、やっと理解できたというところ。

 
◆津波のビデオを見る

次は、4階まで津波が押し寄せたという「たろう観光ホテル」へ。震災遺構として残すことを国が決定しました。以前は、この6階で、迫りくる津波を撮ったビデオを見せてくれたのですが、今は入ることができません。その代り、そばに専用の建物があり、申し込めば見せてくれます。私たちはビデオを見た後、社長の松本さんのお話を聞かせていただきました。

  4.jpg   12.jpg

さて、いよいよ本番の聴き取りです。6名は3班に分かれて、それぞれの担当する語り手の方のところに向かいました。津波で流された家の2階にいたまま、田老湾を一周した人、避難所に迫る火災を必死で消化した人など、大変な思いをされた方ばかりでした。

5.jpg1日目の聞き取りが終了した後は、私たちの宿泊先である「グリーンピア田老」のレストランで、大棒さんを交えての懇親会。話題は自然に先ほど聴き取りりした話のことに。お互いが聞いた話で心に残ったことなどを話し合いました。とはいえ、海の幸盛りだくさんのメニューに加えて、適度にお酒も入り、いつもの陽気なメンバーの顔になっていました。

翌日は、やはり3班に分かれて、2回目の聴き取り。足が悪くて逃げ遅れたものの危うく助かった女性、勤務中に流され、枝につかまって救出された現職消防官など、九死に一生を得たというお話をお聞きしました。仮設住宅の集会室をお借りして、お話をお聞きしたのですが、こここは東日本大震災では最大の仮設住宅だそうです。近くには「たろちゃんハウス」という仮説商店街もあります。やはり津波で店舗を流された方々が集まって、経営しています。

◆観光もグルメもしなくちゃね!

終了後は、大坊さんと新屋さんに、田老の隣の摂待駅まで送ってただき、再び北リアス線に乗って、久慈を目指したのでした。一行は聴き取りが終わった安心感もあり、しばし「あまちゃん」の舞台・久慈で大いに楽しもうという魂胆。壊滅的な被害に遭った鳥越、田野畑などの駅舎もすでにきれいに再建されています。しかし、その周りはまだまだ多くが工事中でした。運転手さんが要所要所で電車を止めて、あまちゃんで使われたホームはこの駅などの案内をしてくれます。ちょっとだけ体験なんでしょうか、途中から乗ってきて、途中で降りていく団体ツアーも見受けられました。

7.jpg久慈に到着。まずは「あまちゃん」で夏ばっぱが売っていた「うに弁」にヒントになったというお弁当をゲット。さっそく、駅の休憩所兼食堂でかぶりついたのでした。さて、次は小袖海岸へ。ちょうどいいバスがないので、タクシーで向かいます。海に沿って走る道路はまさにリアス式海岸の様相。晴れていたら、さぞかし勇壮な景色と思われますが、残念ながら、霧で近くの岩しか見えません。

小袖海岸には「北限の海女」と言われる人たちがいます。そこでは素潜りを実演して見せてくれます。私たちのための潜ってくれた海女さんは67歳とのことでしたが、「今日これでもう4回も潜るるんだよ」と話してくれました。何度も潜り、取ってきたのはウニはもちろんナマコも。その場で、取ったばかりのウニを開いて食べさせてくれます。こんな新鮮なウニは初めて、トロッとした口当たりに磯の香、ウニがあまり得意ではないとういうメンバーも、その美味しさに認識を新たにしていました。そして、山ほどのウニが具として入っている「イチゴ汁」も堪能。1年分のウニを食べたような気がします。

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駅に戻る途中、道の駅でお買い物。高知から参加したメンバーは、宅配便で送りこんでいました。駅までの途中に、グルメ商店街があったので、これも「あまちゃん」で有名になった「まめぶ汁」を最後のご賞味。これで目的はすべて達成されました!

久慈から東京までやはり5時間。新幹線では疲れで爆睡かと思われましたが、なんと、おしゃべりをしていたら、いつのまにか盛岡を過ぎ、仙台を通り越し、大宮・東京はあっという間でした。少しも疲労感を感じなかったのは、私だけでしょうか。

ともあれ、田老の皆様、大変お世話になりました。これから、お聞きしたお話のまとめに入ります。「ききがきすと」のメンバーはこれからが大変ですが、貴重なお話を大事に大事にまとめあげ、多くの皆さんに読んでもらえるようにしたいと思います。完成しましたら、ご報告します。乞う、ご期待です!

posted by ききがきすと at 17:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災聞き書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月16日

7月に岩手県・田老での被災者聴き書き決定

東日本大震災の被災者ききがき第二弾、岩手県・田老での聴き書きツアーを7月6日と7日に実施します。ききがきすと5名とサポーター1名計6名が参加します


今回の聴き取り実現に際しては、「NPO法人立ち上がるぞ!宮古・田老」の理事長・大棒秀一さんにアドバイスとご協力をいただいています。また、現地では大棒さんやメンバーの方々との交流会も予定しています。


NPO法人「立ち上がるぞ!宮古市田老」(NPO田老)


今回の聴き取りは、2012年に実施した宮城県の聞き書き活動に続くものです。私たちの活動はゆっくりですが、時間が経つにつれて忘れられがちな現実を踏まえ、じっくりと被災者の方々の現状も合わせて、聞き書きしたいと思っています。皆様のご支援をよろしくお願いします。


◆『あの日を忘れない 〜東日本大震災の記録 宮城編』


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posted by ききがきすと at 12:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災聞き書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月14日

東日本大震災の聴き書き冊子が、宮城県図書館に収蔵されました

mihon.jpg2012年に、ききがきすとの有志が行った聴き書きを『あの日を忘れない 〜東日本大震災の記録 宮城編』としてまとめましたが、このほど、宮城県立図書館から寄贈してほしいという依頼がきました。

宮城県図書館では、「東日本大震災文庫」を創設し、
震災に関する資料の収集・整理・保存して、利用者にも公開しているということです。

大変光栄なことと思い、閲覧用・貸出用・保存用として、3部をお送りしました。今後、整理が済めば、宮城県図書館でいつでも閲覧することができます。

「東日本大震災文庫」には多くの震災関係の書籍があるようですので、機会があれば、訪ねてみたいと思います。

また、皆さんの中にも東日本大震災関係の書籍・冊子を作られたのであれば、寄贈してみてはいかがでしょうか。私たちは今後、岩手や福島で聴き書きを行う予定です。それが完成したら、また寄贈したいと思っています。


『あの日を忘れない 〜東日本大震災の記録 宮城編』
  http://kikigakist.ryoma21.jp/article/367789988.html

宮城県図書館
  http://www.library.pref.miyagi.jp/index.html
   http://www.library.pref.miyagi.jp/shinsai/shiryosysyu.html

以上

posted by ききがきすと at 20:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災聞き書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月28日

『あの日を忘れない 〜東日本大震災の記録 宮城編〜』が完成しました

mihon.jpgききがきすとメンバーが昨年12月に、宮城県で東日本大震災被災者の方々に体験をお話いただき、それをまとめた『あの日を忘れない 〜東日本大震災の記録 宮城編〜』(92頁)が完成しました。

これは「ききがきすとグループ」初めての書籍化です。

収録してあるのは、下記の6つのお話です。

@『震災後の「天の川」を忘れません』  
   語り手:川口久弥さん


A 前に進みたい
    福島のことを忘れないためにも』
   語り手:飛知和祐希さん

B『みんなが守ってくれて助かったんだよ 子ども大きくなったら教えたい』  
   語り手:大村桂さん

C
『自分の身は自分で守る』  
   語り手:鈴木良英さん

D 『震災後も地元に根付いて事業を復活させたい』
   語り手:桂島俊憲さん

E 『シニア居酒屋「井戸端会議」震災後の再チャレンジ』  
   語り手:高橋義信さん

やっと落ち着いた気持ちに、いらぬ波風を立ててしまうのではないかと危惧した私たちに、語り手の皆さんは、震災当日の体験、避難の状況や自宅・周囲の様子、これからの人生などを語ってくださいました。本当に感謝申し上げます。

mihon4a.jpg聴き書きを担当したのは、豊島道子、海田廣子、松本すみ子の3名の「ききがきすと」です。全員仕事を持っているため、予定通りには進みませんでしたが、お話しいただいた内容をできるだけ忠実に記録したいと、何度もテープを聴き直し、原稿を書き直し、写真の位置やレイアウトを考えながら、編集していきました。「ききがきすと」にもとてもよい勉強になりました。

せっかくの記録です。多くの皆さんに読んでいただきたいと思っています。まだ、詳細は決めていませんが、ご希望があればお知らせください(有償)。また、多くの方々に読んでいただけるように、電子出版も計画しています。

東日本大震災被災者の方々の聴き書きを、今回で終えるつもりはありません。今後も、福島、岩手と続けていく予定です。

皆様のご協力、よろしくお願いいたします。
 

posted by ききがきすと at 22:27 | Comment(1) | TrackBack(0) | 東日本大震災聞き書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月28日

「あの日を忘れない 〜東日本大震災を語る・宮城編〜」が完成しました

mihon.jpgききがきすとメンバーが昨年12月に、宮城県で東日本大震災被災者の方々に体験をお話いただき、それをまとめた『あの日を忘れない 〜東日本大震災の記録 宮城編〜』(92頁)が完成しました。

詳しい内容は、こちらでご紹介しています。
http://kikigakist.ryoma21.jp/article/367789988.html

以上

posted by ききがきすと at 12:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災聞き書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月06日

宮城県の多賀城と仙台で、3.11被災者の方々の聴き取りをしてきました

2012年12月11日、ききがきすとメンバー4名は、宮城県多賀城市と仙台市で、東日本大震災被災者5名の方々の聴き取りをしてきました。

DSCF2857a.jpg12月の声と共に、突然、冬が来た日本列島。宮城もとても寒かったのですが、場所によってはまだ紅葉が残っていたり、雪がちらついたり。一方で、神社には四季桜が可愛い花を咲かせていました。東北の豊かな自然と裏腹な厳しさ。そして、3.11も雪だったことなどを思い出しながら、辛いことにもかかわらず、一所懸命語ってくださった皆さんに感謝です。

お話くださった方々は、このような方々でした。
・岩沼の海岸近くのきゅうり生産農家で、義理の両親、生まれたばかりの子供とともに津波にあい、自宅も畑もなくなってしまった女性
・多賀城の自宅は1階まで浸水、お墓が流されてしまった男性
・多賀城で自宅も勤務先も津波の被害にあって、2週間車で暮らした男性
・原発のために自宅に住むことができなくなり、宮城に避難して、ホテルに勤務している男性
・仕事中に従業員とともにいるところを津波の被害にあい、事務所が被災した男性

DSCF2861a.jpg

今、メンバーはお聞きした内容をまとめているところです。
聴き書き内容は製本まで行い、お話くださった方々にお送りすると共に、多くの皆さんの目に留まる方法を考えたいと思っています。完成しましたら、お知らせします。

posted by ききがきすと at 19:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災聞き書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月16日

仙台で東日本大震災被災者の聴き書きを行います。サポート参加者募集!

Ryoma21のききがきすとグループでは、仙台の会員の協力を得て、仙台と多賀城で東日本大震災被災者の方々の聴き書きを行います。

念願の活動がやっと実現しました。

この聴き書きには、ききがきすと資格所有者5名ほど参加、仙台と多賀城で被災者の方々の当時の様子や心境、現在の状況、次世代に伝えたいことなどの聴き書きを行います。

せっかくの機会ですので、ききがきすと資格を持っていない方にも、関心があればサポーターとしてご参加いただければと思っています。リアルなお話をお聞きして、私たちも多くの人に伝えましょう。下記の要領で参加者を募集します。

 ◆仙台聴き書きツアー概要

日 時:12月9日(日)〜11日(火)2泊3日
         被災者の聴き書きは10日。この日だけの日帰り参加、1泊参加もご希望があれば、ご相談ください。

語り手:仙台、多賀城にお住まい・勤務している被災者5名の方々

サポーター募集人数:最大5名

サポーターの役割:ききがきすとに同行して、被災地を見、被災者の方のお話を聴き、写真を撮るなどのサポートをしていだだきます。自分でも聞いた内容をまとめてみたいという希望があれば、ご指導・サポートします。

参加費:5,000円
  *聞き書き対象者への手土産、聴き書き時のお茶代、その他雑費に使います。終了後に清算し、余ったお金は参加者に均等に返金します。
  *交通費や宿泊費、食事代は別途、個人負担です。

費用概算:下記参照
 *新幹線代金:往復約2万円
 *宿泊代:仙台ホテル8,000円程度×2泊
  そのうち1泊は近隣の温泉に宿泊する計画もあり
 *その他、観光や食事代も個人負担。

備考:参加者や仙台会員との懇談食事会、仙台で開催されている光のページェントの見学、近隣の観光も予定しています。

申込期限:12月1日(金)17:00

さらに詳しい内容は、参加希望の方に直接お知らせしますので、松本(matsumoto@ryooma21.jp)までお問合せください。

以上

posted by ききがきすと at 21:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災聞き書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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