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Ryoma21では、一定のレベル以上の聴き書きができる人を育成し、活躍につなげるために「ききがきすと養成講座」を開催します。今回で4回目の開催となります。
資格を取得すれば、ご自身でご家族や親しい方の「聴き書き」をすることはもちろん、Ryoma21の仲間と一緒に活動することができます。
どんな意味があるの?@自費出版に関心のある方は多いと思います。でも、いざ書いてみると、自分では思ったように書けないもの。それであきらめてしまう人がたくさんいます。
「ききがきすと」はその方々に代わって、お話を伺い、まとめ、冊子にしてお届けします。ご依頼があれば、書籍にするお手伝いもします。
Aご両親がどんな人生を送ってきたか、きちんと聞いたことがありますか。長い人生には苦労や喜び、こどもが知らない出来事もたくさんあるはずです。親が亡くなってから、親戚などから聞いて「そうっだったのか...」と驚くこと、悔やむこともあります。しかし、気恥しさもや慣れから、家族に面と向かって話をすることは難しいもの。
実は、この活動のリーダーをしている松本もそうした一人です。その経験はこちらで。そんな時、案外、第三者なら聞き出しやすいのです。そんなご家族のお手伝いをします。
B会社には社史があります。しかし、そこには、実際にその会社で働き、成果を上げてきた個人はあまり登場してきません。団塊の世代などの方々は、日本が世界に飛び出し、経済大国となる過程で一所懸命働き、それなりの成果を上げてきたという自負があるでしょう。
そうした個人の経済史は、今の日本に、今後の日本にとっても大切な宝です。そういう話を残しておきたい方々のお手伝いをします。
C何よりも、さまざまな方々の人生のお話を伺い、それをまとめる仕事に携われることは、「ききがきすと」にとっても大きな喜びです。お話を伺った後の「ききがきすと」の顔は輝いています。それは、新しい人生をあたかも体験できる充実したひと時でもあるのです。
講座の内容は?
全部で6回の講座です。たった6回ですが、聴く、書く、まとめる、形にする という密度の濃い内容です。ほかの方の大事な人生を伺ってまとめるという責任のある仕事をするためには、一定以上のスキルが必要です。正直言って、厳しい講座です。座って話を聞いているだけで、資格が取れる講座とは違います。
だから、資格取得までいかない方も出てきます。しかし、頑張っていただければ、受講者は10名以下ですので、講師はできる限りのサポートをします。そして、実習で自分の作品が冊子になった時の喜びは格別だということを保証します。
今回は、本講座とは別に、認定作品作成のための実習ツアーも用意します。東日本大震災の被災者の方々のお話をお聴きします。自由参加ですが、関心のある方にはまたとない機会になると思いますので、ご検討ください。詳細は受講者にお知らせします。
受講者以外で、ご関心のある方はお問い合わせください。
◆開催日:平成25年10月5日から20日までの土・日の6回
認定作品実習ツアーは1泊2日の予定
◆時 間:13:30〜16:30
◆会 場:銀座風月堂ビル5階会議室、ならびに中央区公共施設など
◆カリキュラム概略
@開校式、傾聴実習 A文章講座 B聴き書き実習
Cパソコンでの編集作業 D製本作業 E作品講評、閉講式
*詳細は、下の募集パンフレットをダウンロードしてご覧ください。
第4回講座受講生募集チラシ表.pdf
第4回講座受講生募集チラシ裏.pdf
◆募集人員:10名限定(先着順)
◆申込締切:平成25年10月1日(火)
◆受講資格:@年齢/性別不問
Aパソコンの基本的な操作ができ、ワードで簡単な文書が作れる方
Bノートパソコン、テープ・ICレコーダー、デジカメを持っている方
◆受講料:Ryoma21正会員35,000円、賛助会員40,000円、非会員45,000円
*同時入会で、正会員料金になります。 *テキスト・資料代を含みます。
◆問い合わせ/申し込み
下記を記載して、お申込みください。
受講する方のお名前、郵便番号、ご住所、電話番号、メールアドレス
NPO法人シニアわーくすRyoma21「ききがきすと」グループ
e-mail: kikigakist@ryoma21.jp FAX:03-5537-5281
◎聴き書きに関するご用命はこちらのチラシをご覧ください。
1308聴き書きのシステムと料金.pdf
以上
posted by ききがきすと at 21:56
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| ききがきすと養成講座
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posted by ききがきすと at 20:30
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| 「ききがきすと」とは?
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◆母の人生を親戚が教えてくれた
自分の親がどんな人生を送ってきたか。大筋では知っていても、面と向かって話を聞いたことのある人は少ないのではないでしょうか。私(ききがきすとリーダー:松本すみ子)もそうでした。私の両親は再婚です。二人の子を残して妻に病死された父は、親戚の紹介で、満州から引き揚げてきた母と再婚します。母は最初、満州に渡るという男性と結婚し、子供を二人生み、現地でそれなりに幸せに暮らしていました。そのうちに戦争が起き、夫は戦争に駆り出され、病死します。そうしているうちに、ソ連軍が進行し、逃げ回るうちに男の子は栄養失調で、女の子は引き揚げの船の中で亡くなってしまったそうです。
満州から引き揚げてきたこと、再婚だということはうすうす知っていました。しかし、それ以外のことはほとんど知りませんでした。母も自ら語ることはなかったからです。
そして、母はまもなく90歳という時に、乳がんになりました。医者からは余命3か月と言われました。そんな時、お見舞いにくる母の兄弟姉妹や親戚の人たちから、母が満州でどんなに苦労したかを聞かせてもらうことになったのです。そうだったんだ...。皆は、私のまったく知らない出来事をたくさん話してくれました。そういう話を聞くたびに、なぜ、元気なうちに、母の話を聞いてあげなかったのかと後悔の思いが込み上げてきました。母の気持ちをもっと汲みとってあげることはできなかったのかと。夫が亡くなった後の生活、逃げる時の状況、二人の子を亡くした時の気持ち。
◆後悔しないために
しかし、家族とは不思議なものです。一番身近にいながら、肝心な話はしていない。気恥しさもあり、家族に面と向かって話をすることは難しいのです。そういう家族がきっとたくさんいるはず。でも、聴けるときに聴いておかないと、もう遅いといこともあるのです。私のように。
私は文章を書くことも仕事にしていますので、聞き書きのような活動には以前から関心を持ってきました。ただ、それほど熱心ではなかった。母の死と、その人生をより深く知ることで、この活動を本格的に始めようと思いました。仕事の合間の活動でもあり、まだまだ小さな活動ですが、理解してくださる仲間も少しずつ増てきました。この活動は末永く続けていきたいと思っています。
母の人生は、私は直接聴くことはできませんでしたが、母が問わず語りに病床で話した内容を、姉が録音しており、それをまとめたものは私の「ききがきすと」としての(実際は聞き書きではありませんが)第一号作品です。こちらにありますので、読んでみてください。
「ききがきすと」活動の対象は、母のような高齢者だけでなく、日本をここまで成長させた団塊世代などのリタイア組の話も積極的にまとめていきます。人は生きていく過程で多くのこと経験し、学びます。それは日本の宝、後世の人たちにとって、かけがえのない宝だと思うのです。また、東日本大震災の被災地を訪問し、被災者の方々のお話をうかがって、まとめる活動もしています。
◆ききがきすと作品一覧 → http://kikigakist.ryoma21.jp/category/6933386-1.html
◆聴き書きのお申し込み → http://kikigakist.ryoma21.jp/category/6951596-1.html
◆ききがきすと養成講座 → http://kikigakist.ryoma21.jp/article/371124421.html
posted by ききがきすと at 22:56
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| 「ききがきすと」とは?
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