この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。
以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。
・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。
2011年に開催された第2回「ききがきすと養成講座」の受講生の実習作品を掲載します。
第2回は6名の受講者があり、合格は3名でした。
そうなんです!座って話を聞けばいいという講座ではありません。実習が主体の厳しい講座です。作品を作る力をつけないことには意味がありません。だから、「ききがきすと」合格者はまだ、たった合計6名しか誕生していないのです。
それでも、合格した方々は自分の作品を見て、本当にうれしそうな顔をされます。「1人だったら、できなかった」「忙しくて作品を仕上げるのが大変だったけど、がんばってよかった」。そういう感想を寄せてくれます。
また、入居者の中から語り手を探してくださった中央区の高齢者施設「相生の里」さんからは、「こんなにいいものができるとは思っていなかった。ご本人やご家族、お世話するヘルパーさんなどもとても喜んでいます」「次回もぜひ、うちの入居者さんの話を聞いてまとめてください」という嬉しいコメントをいただいています。それを聞いた受講生の喜びもまた、格別でしょう。
6人の「ききがきすと」の力を活かすために、2011年は様々な活動をしかけていきたいと思います。そして、第3回養成講座も開催する予定です。関心のある方は、ぜひ、ご参加ください。開催要項が決まり次第、公開します。ただし、先に書きましたように、楽な講座ではありません。でも、素敵な活動です!
◆受講生実習作品
*卒業作品を未提出により資格取得までいかなかった受講生の
作品も掲載しました。
*2名1組で担当しましたので、同じかたりびとの作品があります。
完成作品は担当者それぞれに異なります。聴き手の個性が表れます。
*ききがきすと資格取得者3名の卒業作品は別途、掲載する予定です。
1.唄って踊って恋をして 〜清ちゃんのものがたり〜
かたりびと:木下清子さん ききがきすと:清水正子
http://kikigakist.ryoma21.jp/article/245060398.html
2.人生に悔いなし、向学心に燃えて
〜「旅人(たびにん)さん」と言われ、各地を転勤する中で〜
かたりびと:大嶋みつよさん ききがきすと:菊井正彦
http://kikigakist.ryoma21.jp/article/245068994.html
3.心の中の大手町、赤坂、月島
かたりびと:長縄芳子さん ききがきすと:S.K
http://kikigakist.ryoma21.jp/article/245057800.html
4.市丸姉さんにあこがれて 〜95歳の今なお、どどいつを!〜
かたりびと:木下清子さん ききがきすと:豊島道子
http://kikigakist.ryoma21.jp/article/245069307.html
5.転勤族の妻、60歳の大学生、趣味さまざま
〜振り返り、悔いない人生〜
かたりびと:大嶋みつよさん 聴き書き:H.K
http://kikigakist.ryoma21.jp/article/245065766.html
posted by ききがきすと at 04:49
| Comment(0)
| TrackBack(0)
| ききがきすと養成講座
|
|
posted by ききがきすと at 04:27
| Comment(0)
| TrackBack(0)
| ききがきすと作品
|
|
◆趣味あれこれ 東京に帰ってから刺繍をやっていたんですよ。そのほかに、皮工芸をやっていまして、たまたま、1個こっちに持ってきておいて、部屋に作品がありますのでそれを見せます。ブックエンドがあります。
皮を彫るんです。それも自分で。デザインは先生が持ってきて、その中から選んでやるんですけど、こういう細かい画は自分で考えて作ります。
家にはスリッパとかありましたけれど、みな捨てちゃいましたね。家にいくと、周りに皮工芸をした大きな鏡があるんですよ。あと、玄関のマットレスがあります。いま、家の玄関は小さいのでしまってあります。
◆リウマチを患う
習字もね、昔、習いに行ったときは、それで日展まで出せるところまでいったんですが、リウマチが起きたんです。それが悔しくて・・・。やっぱり練習はしていましたけれど、もう、片手になっちゃたから、だめですね。
ころんで、手をついて、それがきっかけでした。それで、聖路加病院の一番新しい先生に会いましてね、その日が土曜日か何かで、いつもの先生はいなかったんです。いつものの先生がもう脳梗塞やってるから、手術をしちやっちゃだめと言っているのに、その先生は若いから、手術するというんです。それで、手術をする、しない、する、しないで半日かかっちゃった。それが良くなかったんです。
そのときはついてなかったんですね。知らないから、もうここからここまでギブスはめられたから、てっきり直るものと思っていたから…。
結局、今住んでいるところの近所の人が「赤坂にいい病院がありますよ」と教えて下さって、そこへ通って直してもらったんですが、ギブスをはめることになっちゃって。ええ、泣いてね・・・。こんなになっちゃって、悔しいですね。 この間から習字を片手で始めました。常に何かやった方がいいかなあ。昔から何かは、やっていましたね。子供のセーター編んであげたり、チョッキを編んだり、こういうのは子供達もよく着ていました。
習字は下手ですけど、左手で書いたのがリビングホールに1枚だけ飾ってあります。画もあります。バナナの画と、あとザクロの画が・・・。
刺繍とか手先を使い根気がいる趣味がすきですね。でも、趣味というのはなかなか続けるというのは大変ですね。続けられたのは、お友達がいたからでしょうね。
憧れの大学へ行く 自分の時間が多く、主人の帰りが遅いし、子供達が全部大きくなってから、私が50から60歳の頃、大学に入ったんですよ! 法政大学に。
NHK学園がありますね、そこに入っていると大学にいけるんですよ。NHK学園に入れば大学に入れる、そういうずるい考えを持っていました。それで、法政大学の文学部歴史科に入って、歴史を勉強したんです。
史学科だから、卒論は二宮金次郎を書いたんですよ、小田原出身だからね。新しい本も手に入れやすいし、二宮金次郎も結構いろんな苦労しているから・・・。
卒論書くのは大変でしたよ。夕方から大学に行くのです。「お母さんに自分の時間ちょうだい」と、子供達に言って。そして、翌朝はまたきちんと起きるんですが、好きな勉強のためですから、そりゃ平気でしたよ、女性は強いですね。
それがね、ちょうど母が病気になっちゃって。2年間、休学して、また行って。だから、結局、NHK学園は4年・・・。10年のうち、2年が休学で残念でしただけれど、でも、母をちゃんと見送りましたからね、
私は常に何かにチャレンジしていないと気がすまないんでしょうね。大学に91歳のお婆さんがきていたんですよ、ホント。私なんか50、60代ですから、頑張らなきゃと。
振り返ると、向学心に燃えた人生に悔いなし、という感じ。いい人生だったなあ・・・と思います。
(完)
posted by ききがきすと at 03:05
| Comment(0)
| TrackBack(0)
| ききがきすと作品
|
|
posted by ききがきすと at 02:45
| Comment(0)
| TrackBack(0)
| ききがきすと作品
|
|
posted by ききがきすと at 01:13
| Comment(0)
| TrackBack(0)
| ききがきすと作品
|
|
posted by ききがきすと at 00:12
| Comment(0)
| TrackBack(0)
| ききがきすと作品
|
|